事例紹介

敷地内の樹木すべての伐採作業です。重機やクレーンが使えないため、15mほどのエノキをロープワークでの特殊伐採で慎重に作業を進めました。

エノキは幹周200cmと大きく近隣の屋根まで枝が張り出していましたが、安全に切り倒すことが出来ました。

枝折れや倒木の心配が無くなり一安心ですね。

キアシドクガってご存じですか？もっぱらミズキに群がる蛾です。5月～６月ごろ幼虫が活発に葉を食害します。

一斉にひらひら飛ぶ白い蝶みたいな蛾ですね。皆様見たことあると思います。

今回は伐採のご依頼でしたが、樹勢に問題なければ毒は無いので放置しても、幼虫はそのうち旅立ちます。

幼虫が大量に発生すると、葉っぱは丸坊主になりますので、気になる方は早めの消毒をおススメします。

毒が無いなら名前を変更してほしい気もしますね...

ヤマボウシは骨格造りから。サザンカは薬剤を使用したくないとのことで、チャドクガ対策で大胆に透かしました。ツツジの花芽が少ないため、全体に土壌回復剤、肥料を散布しました。

雨水、汚水、ガス管などがありブロックも持ち上げていました。ガス管には絡んでいなくてほっとしました。ご依頼ありがとうございました。

コンクリートで養生された植穴にビッシリと根付いているため、コンクリートを斫りながらの作業でした。

枯れてしまった８ｍほどのサワラの伐採でしたが、無事完了し一安心です。重機が使えない場所は樹木に登れないと、足場を組んだり樹木が倒れないような対策が必要です。料金も高くなってしまいますので、枯れた樹木の伐採はなるべくお早めにご相談ください。

バラの花をもっと楽しみたいとのご依頼です。全体的に株が弱っている感じです。土が固く水はけも悪いので、全体的に土を入れ替えました。牛糞や有機質肥料などを混ぜ合わせて水はけも良くし、剪定を行いました。

ノムラモミジにテッポウムシ（カミキリムシの幼虫）入り込んでいるようです。以前より幹元におがくずのような物やアリが発生していたようです。

幹を観察すると、3mmほどの穴が多数あります。これは産卵のためにカミキリムシの成虫が穴を開けた跡ですね。この穴に産卵して、ふ化した幼虫が樹木の内部を食い荒らします。

幹の穴に殺虫剤を一通り噴霧して穴を埋めます。念のため株元に殺中剤も撒いておきました。

病害虫の被害は早期発見、早期防除が必要になります。

刈込仕上げになりますが念入りに枯れ葉を取り除き、混み入っている枝をハサミで透かしました。針葉樹は枯れ葉を取り除く手間が仕上がりにも影響します。

とにかく小さく骨格形成をしたいとのご依頼でした。強剪定を行うと、樹木も負けじと枝を吹かしますので、翌年の剪定も樹形維持に必要になります。

ご依頼ありがとうございました。